金属プレート貼り付け(貼り付け材は紙でも可)言霊ブロンズと坐像のご案内
2019年背骨の圧迫骨折と抗生剤の副作用により病気知らずの健康体から一転、一時は歩行も困難になる程の不自由さを味わいました。
心残りだった20数年前の計画を思い立ち、このブログで言霊ブロンズを販売することにしました。販売というのも大袈裟ではありますが、小生の冥途への土産話にしたいと考えています。
又国内の重鎮であり一流彫刻家の田畑 功氏(高岡市在住)のほぼ未公開の秀逸な作品のご案内でもあります。
制作をお願いした当時はお若い頃でしたが、今や国内では最も著名な銅像作家になられました。随分とご苦労をおかけし、申し訳ない気持ちです。
勝手ながらお電話差し上げたら、当時のことをよく覚えておられたのには感激しました。当方の細かい変更を何回も快く承諾された懐の深い芸術家です。
今振り返ると迷惑も顧みず、些細な直しをお願いした事が恥づかしく思われます。
販売数が10~20体ばかりの小規模販売ですが、昔脱サラして心血を注いだブロンズ制作を少数でもいいから世間に知ってもらいたい、認知して欲しいとの願いからです。小生が亡くなれば処分され、永遠に葬り去られてしまいます。
坐像はすべて寄贈し中途挫折した!
後にご紹介する坐像は若き日の道元禅師の姿ですが、尊敬するある禅師より「禅を商売道具にするのは如何なものか」と問い詰められ、苦心惨憺して作り上げた坐像販売を中止し、中途挫折した経緯があります。
結局坐像は神奈川の大本山総持寺にすべて寄贈して坐像販売を諦めた次第です。今思えば家族もあるのに若かったと後悔しています。あくまで断固決行すべきでした。
ある高僧より坐禅の神髄が表現されている坐像と称賛されたこともありました。それは最も禅定の澄んだ時に出る脳からのシータ派としての「しっぺい口」が特徴の坐像です。このような坐像は歴史上ありません。
今手元に2体のみ坐像が残っており、1体は自分の遺品として残しておきます。従って販売数は1体のみです。
同時に剣士像も販売をあきらめましたが、高段者からは高い評価を頂きました。それも高段者の方の監修の下に厳格に制作したからです。このために何回も細かいリクエストを田畑氏にお願いしました。
そして現在ブロンズ販売を数十年振りに再開します。後期高齢者の小さいな再挑戦でもあります。さあー結果はどうなるでしょうか?
世にすこしでも希望を届ける仕事をやって過去の因縁をゼロにしたい、そんな気持ちです。できれば日拝の太陽神の無限の素晴らしさと霊験を届ける仕事も同時にやりたいです。