• 太陽の恵み

 

机の上に置き毎朝独唱しています。特に宗忠神の死ぬ前の覚悟は何回読んでも胸にささります。

 

かたみとて何か残さむ春は花夏はほととぎす秋はもみじ葉 良寛和尚

この歌の真意(心境)が良く分かりません。この世に自分の所有物は何一つもないのは分かっていますが、晴れ晴れした心境には今の自分はほど遠い。

単に理解する事と心境を味わう事とは天地の差があり、実際に少しでも良寛の心境に近づかないと意味をなさない。

このような歌は解説だけで理解するのは、ほぼ無為意味になると判断しています。

 

ニュース記事を追うのを止めて個人の霊性に目をむける

もうすぐトランプ大統領と同じ80才を迎えますが、未熟な自己がドカンとあります。政治をあれこれ批判してもむなしいものです。

米国とイランの交渉結果を見ても、結局米国の完敗に終わりました。無責任にイランに戦争を仕掛けて、一方的な無条件降伏に終わったことになりました。

米国は何の意味があったのか。

ロシアとウクライナ戦争もどちらが勝つか分かりません。お互いの国は殺し合いを必死にやってもなんの意味もありません。

世の中こんな泥試合と欲の張り合いを相も変わらず数千年間ひたすら続けているのです。

「ここは俺の領土だ!いや違う、こっちの土地だよ!」簡単に言えば歴史的戦争はこれに尽きる。そして飽きることなき欲のツッパリ合いにことごとく集約されます。

古代の戦争から現代の核、AIによる大量殺戮まで、滅びた国も含めて数千の関与の国々・地域、数百万回の無残な戦いをやってきました。

恐らく死亡者累積は数十億人から数百億人に及ぶ命の奪い合いを、人類はやりたい放題野放しにやってきました。

 

何のための人生だ!と自分に問いたい。

ニュース記事や世間の事件にうつつを抜かしていては大事な人生が無駄になる。

株高、円安、AIの動き、殺人、交通事故、クマ問題、その他すべてに過度の神経を使って何になる。誠に切ない泡玉のような人生です。

そんな人生を性懲りなく何百回と生まれ変わり、どの人生も不平と溜息ばかりついて何の意味があるんだ!

それより天地の大元気(神のご神徳)は天地一杯に満ちて、生死を超越していると宗忠神は説かれた。これに早く目覚めよと教えられた。目の覚めるような光輝く次のステップに進もう!

天照大御神に御すがりしていれば、道をはずさないとある方に言われて安心しました。禅ではすがる事など絶対タブー中の禁句ですが、それを聴いて逆にほっとした思いがあります。

生死を超越した生き方を何としても掴んで死にたい。良寛さんの歌が素直に聞こえるような境地を目指して励みたい。

宇宙も進化中であるなら我々もその進化に一緒に合わせて行こうと思う。

自分のものは何一つもない。すべて天のモノです。肉体すら天のもので死んだ後にお返しすることになっています。

しかし小生は実は理屈しか知らないので、偉そうに言っていることに少々苦痛を感じます。だから良寛さんの歌が分からないのです。でも諦めないです。いつか必ず納得する時がくるはずだ。

大地に深い感謝を捧げたい。日の出のご陽気を体いっぱい浴びたい。

そして祈りたい。世界の平和と日本の平和を誠の心で祈ろう。大和の和の世の中に変えようではないか。お互いに認め合いできる世にしよう。

 

心境の磨きと霊性向上は同じです。死ぬ寸前に後悔しないように生きたい。もう世俗の事件はどうでもいい。まともに相手にしても役には立たない。大きい寛大な気持ちの方が大事だろう。

 

ひたすら進むだけ!まだ命があるうちに。

*これほどに面白き世に住みながら苦しむ人ぞ哀れなりける *宗忠

理屈抜きにあら楽しい!あら面白い!そんな世の中を満喫しよう!目指す最高の境地はこの歌にあります。

もともと楽しい、面白い教えに強烈に引かれたから宗忠様にご縁ができた。19才の自分の禅への関心も元を探ればここにありました。

父親が酒飲みで家庭が荒れていた。そんな状況下では穏やかな暖かい陽だまりの廊下は震い付きたいくらいの魅力がありました。そんな時に出会ったのが禅です。

18~19歳の頃は受験勉強中でしたが、父親の酒乱で毎晩勉強どころではなかった。遙か昔の思い出です。そんな父親を供養したい。勉強家の一面もあった父でした。

世の中を過すことで最も大事な事は「楽しい、嬉しい、面白い」に尽きると思う。

 

*さしあたる事のみ思え 人はただきのうは過ぎる 明日は知られず *宗忠 

今の即今を真剣に生きることが全てです。80才まで生きられて有難く感謝!

次々に心配事があり、悩んでいる心配性の自分です。その心配事も自然にクリアしていけば、あそこまでクヨクヨ悩まむことはなかったといつも思う。

その繰り返しの80年です。ここらで心配性から抜け出したい。だからこの歌が殊に好きになります。

良寛のおおらかで深く清らかな冒頭の歌が芯から分かり、納得できることを確信しています。

 

*ありがたや我日の本に生まれ来て その日とともに暮らす心は *宗忠 

日々を太陽のように平和で明るく暮らす生活は我が日の本日本だからです。3千年の歴史を持つ天皇を戴き、四季に美しい日本に生まれて満足です。

後100年も経過すれば、日本人の意識も大きく変容して国籍、人種を問わない世界になると予測します。

そうなれば天皇制も薄らいできますが、それまでの間日本が世界をリードしていくには団結が必要です。その団結の要が歴史の長い天皇制と奥ゆかしい大和の民です。

 

独り言の高齢老人の自省より