日拝の力 難病ネプローゼの奇跡的治癒について
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今回は絶望的ともいえる症状だった難病ネプローゼの奇跡的治癒の例をご案内します。新型コロナやワ○○○後遺症に悩む方に、是非ご参照頂きたい内容です。
ある黒住教の信者のお子さんが、難病ネプローゼにかかり6年7か月間の闘病生活が続き、死も覚悟した絶望的症状から克服された奇跡的な話です。
小冊子「この祈り この奇跡」より抜粋してご案内します。
長男が難病ネプローゼになる
小5年の長男がネプローゼ症候群という病気に罹りました。症状は全身に著しいむくみがあり、尿に大量の蛋白が出る病気で疲れやすく顔色は青白くなる病気です。
幼児や学童期に多く療養に数年に及ぶ場合もあるということです。国立病院に入院して血圧200、頭痛があり食欲もなくなり、尿量は一回50ccにも足りず、子供ながら10か月の妊婦のようになり、睾丸まで風船のように腫れました。
子供を見る人は、もうこれきりかと思われるような状態だったそうです。子供の方から「お母ちゃん僕もう死ぬかも知れないね」と口をきくようになり、この言葉に母親の私は胸も張り裂けんばかりでした。
「死なないよ。今に必ず治るから!」と励ましたものの、誰の目にも良くなるとは見えませんでした。
病院に5か月入院して容態が少し良くなり退院しましたが、しばらくすると蛋白が300ということでまた入院しました。
小5年より病院生活の繰り返しで、いよいよ中学校という時に入学式に倒れて又休学しました。風邪にかかるとすぐに喉が腫れ、蛋白が出て食欲がなくなり入院という繰り返しです。
信仰の道に入りお祓い修行を行う
此の闘病生活中に母親は、信仰の道に入り黒住教の教えを受けることになりました。通信講座を受け熱心に拝読して,お祓い修行を欠かさず行いました。
お祓い修行が大事な修行であることが分かり、息子のために「一万本のお祓いの願」を立てられたそうです。
尚この一万本のお祓い修行は驚異的です。子供を何が何でも治してあげたい気持ちが、この一万本の大祓いを上げることを決意した思いに、ひしひしと伝わります。
話は変わりますが、hinomoto(小生)も大祓いを毎日唱えています。一本4~5分位かかり、一日6~7本がやっとです。千本目指して2か月で400本です。数に集中せず、一本づつを心を籠めるようにしています。
1300年の昔から我が国の神社に、綿々と大祓いは唱えられてきました。「大祓いは一体何の役に立つのか」と考えられる方もいらっしゃると思いますが、不思議な「おかげ」が確かにあります。
そうでなければ1300年も伝わらないと思います。全く不可思議で有難い大祓いです。又後にこの件は別に書きます。
尤も 真のみ教えは「おかげ」即ち「御利益(ごりやく)」だけの世界ではないことは言うまでもありません。
長男の尿が真っ黒の色の時は、絶望観に襲われましたが、信仰を始めてからは「この黒く濁ったものが体内にあるから悪いのだ。体からこうして出して頂いて有難い」と考えるようになりました。
一進一退が続き恐れていた風邪を引いて、ひどい状態になりこの時ばかりは死を覚悟しました。子供は「病院は嫌だ、どうせ死ぬなら家で死にたい」と入院を断り家で絶対安静を守り療養しました。
奇跡が起きる
その間火の如きお祓い修行を続けましたが、12月1日にいよいよ子供の体調は最悪の事態を迎えるまでになりました。祈りながら一睡もせず夜を明かし、ひたすら祈りに祈りを続けました。
12月3日「おかげ」を頂き尿が出始め、300cc、500ccと大量の尿が出るようになって見ていた医者が「おかしい!別になにか薬を使っていますか?」と聞かれたそうです。
12月7,8日にはもうほっそりして、元の姿に戻り「あ母ちゃん、足が軽いよ、こんなに軽いよ!」と小走りして、皆一同それを見て驚き喜びました。
「お母ちゃん、治ったみたいよ」と子供の嬉しそうな声を聴いて、これほど感激したことは今までにありませんでした。
夜に「お母ちゃん、おしっこがこんなにすんでいるよ!」と見せにきて、尿は水のようにすんでいて濁りが全然ありません。
命掛けの必死の祈りで奇跡が起きたのです。医者も「全く信じられないような回復です!」と驚いていました。願いが神に通じた瞬間でした。
又この奇跡が生まれるには、この長男も回復を願って熱心に大祓いを唱えていたという記述もありました。母子共にお祈りされていたということです。
病む我が子の朝 始めての尿の色すめば
明るし今日が始まる
中学2年生になり無事登校できるようになって、欠席もなく過ごすことができるようになりました。
中学3年生になり九州へ修学旅行があり、学校の方は同行は困難という意見が強く職員会でも何回と話合いがありましたが、小学生の時も行かれず、せめて中学生の時だけは,行かしてやりたいと思っていました。
それも思い切って出発して無事笑顔で帰宅でき、お土産まで買って元気に帰りました。
修学旅行は無事帰りましたが、心配なことは冬にかけての風邪が心配でした。
難病が完治する
過去風邪から入院を繰り返した生活だったからです。この冬も風邪にかかりましたが、検尿の結果蛋白ゼロです。医者は「こんなに喉が腫れているのに不思議だ」と首をかしげているほどです。
ご神徳で治った病は再発しないと言われています。その後の日赤の検査でも蛋白ゼロとの結果で、それ以来十数年検尿から蛋白を見ることはなくなりました。
神様は「腎臓は完全に治してある。心配するな」と申されんばかりに風邪を引かせて頂いて、我々に自信をつけて下さいました。
それ以降何回か風邪を引きましたが、蛋白の異常はありませんでした。
信仰と安静の二つ守りいて
長き子の病 今たたむとす。
このお道は病治しの道ではなく、心治しの道である。又心に成就すれば、形となって成就するという教えが、肌に感じるように有難くなりました。
何回か死をさまような再発に苦しみ悩み、現代医学では手の付けられない病気であり、確たる治療法もない中で信仰によるご神徳の有難さ、黒住教宗忠教祖神の偉大なる神業です。
教祖神が「師を慕う者は見殺しにせむ」との言葉があり、多くの人々がこの言葉通りに命が助かって参りました。
重度の貧血と白内障が治る
尚 母親ご自身の十数年悩まされた重度の貧血症が、いつの間にか治っていたそうです。それまでは貧血の度毎に寝込んだり、嘔吐があったり、誰か傍にいないと危ないようなひどい状況でした。
それが息子の病が縁で、必死の祈りを重ねたお蔭で自らの貧血がいつの間にか、全くなくなっていたということです。
その他に白内障を患いましたが、目薬をやめ代わりに教会の御神水を目にさしているうちに病院の手術を受けずにすっかり治り、かすむこともなく今に至るまで鮮やかに見えるようになったそうです。
以上 難病やワクチン後遺症等で苦しむ人びとにとって参考として、現代医学の限界を超えた治療不能な病が「心の在り方」で治る例を抜粋してご案内しました。