地方から世界へ
宗忠教祖の目指された理想は、日本だけではなく、世界中の人々が、幸福になって欲しいという念願をお持ちでした。
それを裏付ける話があります。信者の備前藩の大阪蔵屋敷の目付だった三沢左兵衛は、教祖が、当時備前や作州といった田舎ばかりをお説きになって、大阪のような大きな町で、お説きになることは、されていない事を、もったいないと思われていました。
三沢氏は、大きな町で、お説きになれば、道は次第にもっと、各地に広がるだろうと期待されたのです。
そこで、教祖に大阪での布教を、懇願されましたが、教祖は「ご厚意有難うございます。私は、田舎ばかりで、効果が、あがるかあがらないか、そんなことを考えている暇はありません。
私は、たとえ一生田舎回りでも、多くの人を見捨てて、大阪、京都で働く気にはなれません。三沢さん! 恐れながら、天照大御神の大道は、やがてわが日本のみならず、世界中の国々で皆が、信じる時が必ずまいります」ときっぱりお答えになったと伝えられています。
この話は、天照大御神の御徳は、いずれ世界中に、必ず及ぶと信じておられたと思います。
大変動期を迎えて
今世界は大変動期に入っています。政治、経済、金融、医療、教育、宗教、すべてが根底から変わろうとしています。
新型コロナを契機として、ウクライナ戦争、政情不安等から、人類は大激動に突入し、2極化を経験して、新世界に向かっています。
いままでの上からの指示に、盲目的に従い、周りを気にして、空気を読むことだけに長けた同調時代は、終わろうとしています。
自分軸で考え、行動する時代です。
今の日本のテレビ報道・新聞記事だけに、しがみ付いていては、世の中の真相は、何一つ分かりません。
世界は、大変動を迎えています。根底からひっくり返る想像を超えた世界に向かっています。
この激動期に、天照大御神のお力が、いよいよ発揮される時代が到来していると実感しています。
日本人として生まれ、日本から世界に向けて、我々は、今大和の調和と愛を発信するタイミングが来た!そう信じています。
この大和魂が他国からの侵略を防ぐ唯一の力となります。いつまでも平和ボケしては国土は守れません。
宗忠教祖は、世界に向けて、大御神の調和と愛の力が及ぶことを、確信しておられました。
大転換点時代の働きかけ
その大いなる働きが、ご誕生日から240年後の今日に、実現される時を迎えたと思います。
2020年は、お生まれから240年経過して、還暦60年を4回数えて大還暦を迎えられました。2020年は、占星術のグレート・コンジャンクションにあたります。
地の時代から、風の時代に移り、大きく時代は変容していきます。すべて人智を超越したタイミングでのお生まれの不思議さです。
お生まれが、冬至の日の出時刻、天命直受が冬至の日の出時刻、大還暦が、数百年の変わり目のグレート・コンジャンクションです。
「太陽の神人」の山田 雅晴さんによれば、宗忠教祖は時霊(ときたま)の要請によって出現され、歴史的な大きな役割を、担った存在であると述べられています。
700年続いた武家社会から、明治新政府への大きな時代の転換点に活躍されました。
今地球的視点から見ると、お生まれの星回りから、地の時代から風の時代への今大転換点時に、天界で、働きかけておられるように感じます。
太陽の恵みで病気を治す
現代においても、太陽が、多くの人の病気・難病を治して、それを契機として太陽の恵み即ち天照大御神のお力を、信じる方も増えています。
健康は、お金より大事です。健康と心のケアに太陽の恵みは必須です。
個人から人類へ! そして宇宙の大調和まで、無限の恵みが広がります。